食生活の変化などを理由に、世界中のあらゆる食材が入手できるようになってから、多くの食料を外国から輸入するようになりました。
また、産業構造の変化で、年々農業に就く人たちが減り、今まで農業に携わってきた生産者も高齢化が進んでおり、生産者の数が年々減少しています。
それに伴い農産物の生産量も減少傾向にあります。また、農作物をつくる土地も減っており、昭和35(1960)年に約607万ヘクタールあった農地は、住宅や工場などに土地が使われ、平成16年(2004)年には約471万ヘクタールまでに減りました。
「食糧自給率」とは自分の国で食糧がどのくらい生産されているのかを表す数字で、計算方法にカロリーベースと金額ベースの2種類があります。
現在の日本の農林水産省がまとめている自給率の計算方法はカロリーベースとなっており、その計算方法では食糧自給率はわずか約40%にとどまります。食べ物の約6割を海外からの輸入などに依存していることになります。
もしも世界的な天候不良や干ばつなどが起きた場合や、諸外国との関係悪化により海外から食料の輸入が途絶えてしまった場合、そういった時、自分の国で生産した食べ物が必要となってきます。また、現在世界人口は約67億人いるといわれ年々増加傾向にあり、食料がますます必要になることも予想されています。
みなさまが日々口にしている食糧は、誰かが一生懸命栽培し、育てているものです。日本は飽食の世の中ですが、『食べる』ことへの感謝の気持ちを忘れずに、日々生活していきたいものです。