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化成肥料の基本
2018/06/28
農家.com農園
化成肥料の基本について解説します。
 
下の写真は100円ショップで売られていた化成肥料です。「チッソ8-リン酸8-カリ8」と書かれています。
 
肥料の3要素
 

  • チッソ:特に葉の生長に必要な成分で、葉肥(はごえ)とも言われます。

  • リン酸:主に開花結実に関係し、花肥(はなごえ)または実肥(みごえ)とも言われます。

  • カリ:主に根の発育と細胞内の浸透圧調整に関係するため、根肥(ねごえ)とも言われます。


 
「チッソ8-リン酸8-カリ8」とは、チッソ、リン酸、カリがそれぞれ8%ずつ含まれていることを示しています。
 
一袋300gなので、チッソ、リン酸、カリがそれぞれ24gずつ含まれていることになります。


この化成肥料を使って、チッソを15g与えたい場合には、15g÷0.08=187.5g を与えればよいことになります。
そして、187.5g与えるということは、チッソだけでなく、リン酸、カリも15g与えることになります。


保証成分量として「アンモニア性窒素8.0、可溶性りん酸8.0(内水溶性りん酸6.0)、水溶性加里8.0」と書かれています。
 


 
アンモニア性窒素・硝酸態窒素
 
アンモニア性窒素を畑にまくと硝酸菌によって硝酸態窒素となります。水田ではアンモニア性窒素の状態で吸収されますが、畑では硝酸態窒素として吸収されます。
 
【吸着しやすい成分・流亡しやすい成分】
 
 
土壌粒子は-に帯電しています。
 
アンモニア性窒素やカリのイオンは+に帯電するので吸着しやすく、硝酸態窒素はーに帯電するので流亡しやすいです。
また、リン酸イオンは土壌のアルミニウムと強く結合します。
 
 
そのため、追肥はチッソが中心となります。(元肥は山型、追肥は谷型」参照)