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蒸散(何故、畑では水やり不要なのに、ベランダでは毎日水やりをするのか?)
2018/02/27
農家.com農園
野菜をベランダで栽培する場合、夏場ははぼ毎日水やりをする必要があります。
 
晴れている日には、朝たっぷり水やりをしても昼には土がカラカラに乾いてしまい、もう一度水やりをすることもよくあります。
 
一方、畑ではよほどのことがない限り、水やりをしません。
この違いの理由を、私は次のように考えていました。
 
 

  • 畑では深くまで根を張ることができて、深いところから水分を吸い出せるから。

  • プランターは高畝のようなもので、水が下に落ちやすいから乾きやすい。


 
おそらく二つとも正しいと思います。


しかし、植物の「蒸散」について理解すると、もう一つの重要な理由が分かります。
 
蒸散とは、根から吸い上げた水を葉の気孔から放出する作用です。
 
植物はこの蒸散によって吸い上げた水を用いて光合成をします。また、蒸散によって吸い上げた水に溶けている肥料養分を吸収することができます。


しかし、蒸散にはもう一つの役割があります。植物の体温が上がりすぎることを防ぐことです。人間が汗で体温を下げるのと同じです。
 
そして、ベランダでのプランター栽培では、プランターの側面からも強烈な日光があたるので、畑の露地栽培よりも植物の体温が上がりやすいのです。


そのため、ベランダで育てた野菜は体温をさげるために蒸散を活発にする必要があり、それに大量の水が消費されるのです。
 


 
写真は上から順に、つるありインゲン、アピオス、ジャガイモ。