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貯蔵養分、同化養分
2015/11/23
農家.com農園
農家.com農園ではサツマイモ栽培は苗作りから始めます。(「今年はサツマイモの苗作りに挑戦しました」参照)
 
去年、苗を取り終わり、小さな芽が数本生えている状態の種芋を植えたところ、茎葉は盛んに繁茂しましたが、芋はほとんど採れませんでした。(「サツマイモを種芋ごと植えた場合」参照)
 
今年も同じことをやりましたが、結果は同じでした。
 
芋を割ってみると空洞になっているものもありましたが、まだ実が詰まっているものもありました。(2枚目の写真)


空洞になっている芋と空洞になっていない芋がある理由は、次のように説明できると思います。
植物は一般に、成長の初期は貯蔵養分によって伸長する。貯蔵養分は、種、種芋、あるいは樹木の場合は樹体内にある。ところが、ある時期から新しい葉で生産された養分(これを「同化養分」と呼びます)により、伸長するようになる。この転換が起きる時期を「養分転換期」と呼ぶ。まだ実が詰まっている芋は、芋が大きすぎて養分転換期が過ぎても養分を使いきれなかったのだ。

 
「成長の初期は貯蔵養分によって伸長する」と書きましたが、通常、サツマイモは苗で植えます。サツマイモの通常の栽培では、いきなり同化養分で成長するわけです。養分転換期は極端に早いとも言えます。(種芋を植えるジャガイモなどと比べて・・・。)


普通に苗を植えた場合と種芋を植えた場合で、前者の方が圧倒的に収量が多い理由は次のように説明できます。
 
植え付け後1か月くらいの期間は、発根した根がいもに分化する時期である。芋で植えると地中から養分を吸収する必要がないので、根が十分にはらず、根がいもに分化しない。