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抽苔(ちゅうだい)
2015/04/05
農家.com農園
冬を越したわさび菜やネギがとう立ちしました。
 
とう立ち、つまり、花茎(かけい:花をつけた茎)が伸びだすことを抽苔(ちゅうだい)と言います。花芽分化(はなめぶんか、かがぶんか)とも言います。
 
抽苔についての理解は、農業や園芸では重要です。


抽苔には大きく次の3つに分類されます。
 
(1)気温の影響を受ける
春化(しゅんか)、バーナリゼーション(Vernalization)とも呼ばれます。
 
(2)日長の影響を受ける
 
一定の日長より短くなると抽苔する植物を短日植物、一定の日長より長くなると抽苔する植物を長日植物と呼びます。
 
(3)気温、日長に無関係
気温、日長に関係なく、一定の大きさになると抽苔する植物です。中性植物と呼びます。


(1)の春化はさらに2つに分類されます。
 

  • 吸水した種子から成長した植物体まで、大きさに関係なく、一定の気温に感応して起きる春化。これは種子バーナリゼーション(シードバーナリゼーション)と呼ばれます。

  • 一定の大きさに成長した植物体が、一定の温度以下の気温に感応して起きる春化。これは植物体バーナリゼーション(グリーンバーナリゼーション)と呼ばれます。


 
ネギのとう立ち(1番目の写真)はグリーンバーナリゼーションです。
 
わさび菜とう立ち(2番目の写真)はシードバーナリゼーションで、長日によって抽苔が促進されます。
 
また、低温感応しても、その直後に一定以上の高温に遭遇すると、低温感応が打ち消される現象を脱春化(ディバーナリゼーション)と呼びます。